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昭和の天守閣
現在の大阪城天守閣は歴代3代目。昭和3年12月に予定された昭和天皇即位式の大阪市祝賀記念事業の一つとして、当時の関一大阪市長によって提案され、大阪市民の寄付によって豊臣時代の天守閣を復興させようとする企画がスタートした。わずか半年で目標金額の150万円(今にしてどれくらいの値打ちがあるんだろ?)が集まった。
当時の大阪城一体はすべて軍関連の施設であり、大手門より本丸周辺を大阪市民の公園とする条件として、このうちの80万円(!)をさいて陸軍第四師団司令部の総合庁舎(現在の大阪市立博物館)を新築し、国に寄贈することが求められたという(ちなみに天守閣本体の建造費は47万円、残る23万円は公園整備のための費用に当てられた)。落成は昭和6年11月。当時最新式の鉄筋コンクリート製、エレベーター付。建物の重量を石垣にかけない工法は戦後の全国的な天守閣再建ブームの折にも全ての城で活かされた。
平成8年4月より1年をかけて平成の大改修が行われたが、全ての外装を創建当時の姿に蘇らせるとともに構造自体も見直しを行い、震度7程度の直下型地震にも耐えられる耐震構造になったという。
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