サイトトップ > 旬の風景トップ

旧BK(NHK)大阪放送局

忘れない・・・いつまでも!
(最終更新:2002/02/18)


BK大阪正面


 昨年(2001)11月3日、馬場町(ばんばちょう)交差点の南西角に新造なった大阪市歴史博物館とNHK大阪放送局がオープンした。それに伴い、実に70年近くの間、馬場町交差点のシンボルとして親しまれたBK(NHK)大阪放送局の旧社屋は整理移転作業の完了を以って閉鎖、この度ついに解体作業が開始された。
 NHKの業務拡大と放送技術の革新に、この建物では対応しきれなくなったことは良く分かるが、戦中戦後の混乱の時代から現在に至る大阪の街の変遷を静かに見守ってきた「歴史の生き証人」がまた一つ姿を消していくのは本当に残念なことだ。

地図はこちら↓

 大阪でラジオ放送が開始されたのは大正14年6月1日のこと。「公益社団法人大阪放送局」が三越百貨店大阪支店屋上の仮放送局から流した「JOBK」のコールサインがその第一声。東京放送局に遅れること三ヶ月後のことだった。
 大正15年に「日本放送協会大阪中央放送局」と改称し、局舎を上本町九丁目に移転する。しかし、その木造局舎もスタジオが少なく手狭だったため、さらに移転を繰り返すが、現在の大阪市中央区馬場町の位置に大阪放送会館が落成したのは昭和11年11月21日のことだった。


BK01 馬場町交差点のもう一つのシンボルとして長らくここに鎮座してきた旧BK社屋の雄姿。大阪の昭和初期を代表する建造物の一つでもあったのだが。
BK02 大阪市歴史博物館の展望ロビーから見おろした旧BK社屋。この建物の向こう側の旧スタジオ棟は、既に解体撤去作業が急ピッチで進んでいる。
BK03 戦後の業務拡大に従ってうなぎの寝床のように中央大通りまで継ぎ足しで延びていった旧社屋。解体用の足場を組む作業が進む。
新旧BK 馬場町交差点を挟んで立つ新旧NHK放送局社屋。新社屋の巨大さががよくわかる。
NHK新社屋 そもそも大阪規模の街にこんな立派な放送局舎が必要なんだろか?

たこクラゲ



20010426